
顔がテカる原因って何ですか?
家を出るときはサラサラだったのに、昼頃にはもうテカってるしベタベタするし…
今回はこんな疑問にお答えします。
こういったテカリのお悩みも、「脂性だからしょうがないか…」と思う方が多いのではないでしょうか。
元々の体質的な部分はもちろんありますが、様々な要因があります。
テカリを改善するにしても、対策をするにしても、まずはその原因を知ることが正しいアプローチをしていくうえでとても重要です。
そこで今回の記事では、顔がテカる3つの主な原因についてわかりやすく解説していきたいと思います。
また、自分がテカりを促進させるようなことをしていないかを確認することもできます。
それではさっそく見ていきましょう。
顔がテカって見えるのはなぜか?
そもそも顔がテカって見えるのは、過剰な皮脂が原因です。
皮脂は皮脂腺と呼ばれる器官から分泌されています。

そして、この皮脂腺はほぼ全身の皮膚に分布しています。
ただ、顔は特にその数が多いです。
さらに毛穴の数も多いため、皮脂の分泌は他の体表部より相対的に多くなるので、結果としてテカってしまいます。
では、次にその皮脂の過剰な分泌を招いてしまう要因について見ていきましょう。
①乾燥が引き起こす皮脂の過剰分泌
皮膚のバリア機能という言葉をご存知でしょうか?
読んで字のごとく、皮膚を守るための機能のことをいいます。
具体的には、「外界からの刺激に対するバリア」、「肌の水分を逃さないようにするためのバリア」としての機能です。
皮脂腺から分泌されている「皮脂」はこの皮膚のバリア機能の役割を果たすために分泌されているものなんです。
つまり、肌の水分を逃さないようにするためにも本来は適度に必要なものなんですね。
1日のうちに何度も洗顔したり、あぶら取り紙を使いすぎたりすると、肌に必要な皮脂まで取り去ってしまいます。
その結果、皮膚を守ろうとするためにさらに皮脂が分泌されてしまいます。
洗顔した後やお風呂の後に化粧水などのスキンケアを一切しないでいると、すぐ顔が脂っぽくなってくる方いませんか?
これはその最たるものであり、典型例です。
お湯によって肌に必要な油分が洗い流されてしまい、乾燥から肌を守ろうと肌が一生懸命に皮脂を分泌した結果です。
また、肌が乾燥する原因は他にも様々で、エアコンによる乾燥、生活習慣、年齢、紫外線などの要因があります。
体質的な部分ももちろんあります。
ですが、一概に顔のテカリ=脂性というわけではなく、実は乾燥しているからテカるケースもあるということです。
こういった場合は、日ごろのスキンケアが重要となってきます。
②ホルモンバランスの乱れ

ホルモンバランスが乱れることによって皮脂の分泌が過剰になってしまうこともテカリの原因の一つです。
男性ホルモンは、皮脂を分泌する皮脂腺に大きく影響を与えています。
例えば、思春期にできやすいニキビ。
これは、思春期の時期が代謝がよいことに加えて男性ホルモンの「テストステロン」の分泌が増加するためで、それに伴って皮脂の量も増えてきてしまうからなんです。
また、女性は月経前に女性ホルモンのプロゲステロンの分泌が増加しますが、このプロゲステロンが増加する期間は皮脂の量も増加します。
これらは内的要因になります。
外的要因としては、過度なストレスや乱れた食生活、運動不足、たばこ、生活習慣の乱れなどはホルモンバランスが乱れるきっかけになってしまいます。
ホルモンバランスを崩してしまう習慣は、結果的に顔のテカリにつながってしまうので、注意が必要です。
こういった場合は、生活習慣を改善することが重要となってきます。
③季節の影響

皮脂の分泌量は1年を通して同じではなく季節の影響も受けます。
当然ですが、夏は湿度も高く気温も高いので皮脂腺が活発になり、どうしても皮脂の量が増えてしまいます。
それに加えて、紫外線やエアコンによって肌の乾燥が進み、余計に皮脂の分泌量が増えてしまいます。
なので、1年のうち夏は最も皮脂の量がどうしても多くなってしまう季節といえるでしょう。
季節による影響は、その季節に合わせたカバーや対策が重要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、顔のテカリの3大原因について見てきました。
それぞれの原因と対策のまとめです。
- 乾燥によるテカリ⇒スキンケアが重要
- ホルモンバランスの乱れ⇒生活習慣の改善が重要
- 季節の影響⇒カバーの仕方が重要
このように、原因が違えばテカリを改善していくためのアプローチも変わってきます。
ですので、まずは顔がテカる原因についてじっくり考えていく必要があります。
今回は以上となります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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